在籍型出向

雇用を守りながら、
人と技術を地域で循環させる

社員が元の会社に在籍したまま、一定期間ほかの企業で働く「在籍型出向」。コモンズでは、企業同士が技術・経験・人材を共有し、地域全体で次世代人材を育てる仕組みとして活用を考えます。

出向元企業と出向先企業の間を出向者と技術・経験・人材が循環するイメージ図

人材と技術に関する、
こんな課題はありませんか?

01

次世代リーダーを
育てたい

社内だけでは経験できる仕事が限られ、判断力やマネジメント力を磨く機会が少ない。

02

繁閑差があり、
雇用を守りたい

時期による仕事量の差に対応しながら、社員の雇用と成長機会を維持したい。

03

他社の技術や
改善手法を学びたい

異なる製造現場の技術・業務手法・視点を実務で学び、自社へ持ち帰りたい。

04

DX・新分野の知見を
実践で得たい

自社にないデジタル技術や新しい加工分野を、現場での経験を通じて習得したい。

在籍型出向は、人員の過不足を調整するだけでなく、社員の成長と企業間連携を同時に進める選択肢です。

在籍型出向とは

出向元企業と出向先企業が出向契約を結び、社員が出向元企業に在籍したまま、出向先企業とも雇用関係を結んで一定期間働く仕組みです。

出向期間、仕事内容、勤務場所、労働時間、賃金の負担と支給方法、保険、評価方法、帰任後の処遇などは、三者で事前に確認し、契約や労働条件通知書等で明確にします。

出向元企業・出向者・出向先企業の関係
出向元企業と出向先企業が契約を結び、双方と雇用関係を持つ出向者をコモンズが支援する関係図 出向契約 出向元企業 出向者 出向先企業 COMMONS
出向元企業

在籍・復帰を前提に
成長機会をつくる

雇用関係 出向者との雇用を継続

出向者

新しい環境で
実務経験を積む

出向先企業で一定期間就業

出向先企業

業務上の指揮命令と
受入環境を整える

雇用関係 出向者を受け入れる

在籍型出向で実現できること

01

次世代リーダーの育成

異なる企業文化や経営環境の中で、判断力・主体性・マネジメント力を磨きます。

02

技術・ノウハウの交流

加工、溶接、品質管理、生産管理など、他社の実務を経験し、自社の改善につなげます。

03

繁閑差・人材不足への対応

雇用を維持しながら、一時的な人員の過不足を企業間で補完する方法を検討します。

04

DX・新分野への挑戦

自社にないデジタル技術、新規事業、業務改善の知見を実践を通じて習得します。

出向元・出向先・出向者、
それぞれに価値があります

FOR SENDER

出向元企業

  • 雇用を維持しながら、社員へ新しい成長機会を提供できる
  • 自社にない技術・業務手法・視点を持ち帰ってもらえる
  • 帰任後の改善活動や次世代リーダー育成につなげられる
  • 出向先企業との関係を深め、将来の協業につなげられる
FOR HOST

出向先企業

  • 経験を持つ人材を一定期間受け入れられる
  • 異なる企業の技術・知見が入り、現場に新しい刺激が生まれる
  • 出向者の経験を活かして、業務改善や課題解決を進められる
  • 出向元企業との技術交流や事業連携につなげられる

具体的な労働条件、賃金、保険、福利厚生等は個別に協議して定めます。

開始前から帰任後まで、
進め方を一緒に整理します

出向元・出向先・出向者が共通認識を持てるよう、ご相談内容に応じて必要な準備や確認方法を整理します。

BEFORE01

開始前

  • 企業課題と出向目的の整理
  • 希望条件と役割の共有
  • 期間、業務、費用負担、評価方法等の確認
  • 規程・契約・本人説明に必要な準備事項の整理
DURING02

出向中

  • 状況確認の頻度と方法を事前に決定
  • 三者間で共有する項目の整理
  • 目標と習得内容の振り返り
  • 必要に応じた課題整理
AFTER03

帰任前・帰任後

  • 経験と習得スキルの振り返り
  • 出向元・出向先へのフィードバック
  • 帰任後の役割と活用方法の整理
  • 社内共有・成果発表の進め方を検討

具体的な支援範囲や実施方法は、相談内容とコモンズの運用体制に応じてご案内します。

まずは検討段階から

自社でも活用できるか、
一緒に整理しませんか?

送り出し・受け入れのどちらを検討中でも、希望条件が固まっていない段階からご相談いただけます。
在籍型出向について相談する

製造業での活用イメージ

以下は実在企業の導入事例ではなく、活用方法を具体的に考えるためのイメージです。

CASE 01製造現場で生産工程の改善方法を共有する二人の技術者

生産技術・改善人材の育成

出向中
工程分析、改善提案、標準化、現場との合意形成を経験
帰任後
自社の改善リーダーとして活動
CASE 02加工設備の前で金属部品を確認する二人の技術者

新しい加工・溶接技術の習得

出向中
設備操作、品質基準、安全管理、生産計画を経験
帰任後
新規工程の立ち上げや社内教育へ展開
CASE 03製造ラインの生産管理画面を確認する二人の技術者

DX・生産管理の実践経験

出向中
データ収集、見える化、運用設計、現場定着を経験
帰任後
自社のDX推進役として展開

三者で確認する
主な項目

開始前に役割と労働条件を明確にし、出向元・出向先・出向者が共通認識を持つことが重要です。

  1. 01

    出向の目的

  2. 02

    期間と開始・終了時期

  3. 03

    勤務場所・職務・指揮命令

  4. 04

    労働時間・休日・休暇

  5. 05

    賃金負担・支給方法・手当

  6. 06

    社会保険・労働保険

  7. 07

    福利厚生・安全衛生・健康管理

  8. 08

    勤務報告・評価

  9. 09

    守秘義務・個人情報・知的財産

  10. 10

    途中終了・延長・帰任条件

  11. 11

    帰任後の職務・処遇・学びの活用

相談から出向開始・帰任まで

  1. STEP 01

    相談・課題整理

    送り出し・受け入れの目的、希望時期、必要な経験を整理します。

  2. STEP 02

    条件・候補整理

    共有できる情報を確認し、希望条件や候補企業を整理します。

  3. STEP 03

    面談・職場確認

    業務内容、職場環境、期待する役割を三者で確認します。

  4. STEP 04

    条件協議・準備

    期間、労働条件、費用負担、評価、帰任条件等を協議します。

  5. STEP 05

    本人説明・契約

    労働条件を明示し、必要な同意・社内手続きと契約を進めます。

  6. STEP 06

    開始・確認・帰任

    出向中の状況を確認し、帰任前後に成果と学びを整理します。

制度の詳細・最新情報

制度や助成金の要件は変更される場合があります。実施時は、専門家および関係機関へ個別に確認してください。

厚生労働省「在籍型出向支援」を確認する

よくある質問

相談する

出向元企業に在籍したまま、出向先企業とも雇用関係を結び、一定期間、出向先で働く仕組みです。出向元企業と出向先企業は出向契約を結び、出向者本人にも労働条件を事前に明示します。

法律上、一律の標準期間が決められているわけではありません。目的や業務内容を踏まえ、出向元・出向先・出向者の間で期間を定め、延長や途中終了の条件も事前に確認します。

在籍型出向は、労働者の個別的な同意、または出向に関する内容を定めた就業規則・労働協約等に基づいて行う必要があります。目的、期間、業務内容、労働条件等を本人へ丁寧に説明することが重要です。

出向先が本人へ直接支払う方法や、出向先が出向元へ給与負担金を支払い、出向元が本人へ支払う方法などがあります。負担割合と支給方法は企業間で協議し、出向契約等で定めます。

個別の出向契約、実際の使用関係、賃金の支給方法等によって取扱いが異なります。健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険について、契約前に専門家や関係機関へ確認した上で定めます。

出向期間、職務内容、勤務場所、労働時間、休日・休暇、賃金負担、各種手当、保険、福利厚生、評価、守秘義務、途中終了、帰任後の処遇などを定めます。

出向の目的や実施条件によって、国や自治体の助成制度の対象となる可能性があります。制度は変更されるため、申請前に厚生労働省、都道府県労働局、ハローワーク等で最新要件をご確認ください。

はい。送り出し・受け入れのどちらを検討中でも、課題や希望条件が固まっていない段階からご相談いただけます。

在籍型出向について、まずはご相談ください

「自社の課題に合うのか」「送り出しと受け入れのどちらから考えればよいか」など、検討初期のご相談も歓迎します。

お問い合わせはこちら