研修概要

溶接時の熱によって生じたフレームの変形を確認し、必要な精度へ整える歪み抜きの技術を学ぶ研修です。

歪みが発生する原因と方向を理解したうえで、基準面の設定、寸法・対角・直角度の測定、矯正方法の検討、歪み抜き、再測定までの一連の工程を実践します。

単品部材からL字フレーム、角パイプフレームへと段階的に取り組み、部材や構造の違いに応じて、安全かつ適切に形状を整えるための判断力を身につけます。

学べること

  • 溶接によって歪みが発生する原因と変形の方向
  • 基準面の設定と寸法・対角・直角度の測定方法
  • 歪みの位置と程度を確認するための考え方
  • 部材や構造に応じた矯正方法の選び方
  • 加熱・冷却による形状調整の基本と安全管理
  • L字材と角パイプで異なる歪みへの対応方法
  • 矯正後の再測定、品質確認、作業記録

おすすめの企業

  • 溶接後の寸法精度や直角度に課題がある企業
  • 歪みによる手直しや再製作を減らしたい企業
  • 歪み抜き作業が特定の熟練者に属人化している企業
  • 新人・若手社員に歪み抜きの基礎を学ばせたい企業
  • フレーム製作の検査・品質管理を強化したい企業
  • 歪みの確認から矯正までの手順を標準化したい企業

3日間のカリキュラム

1日目 ― 歪みの基礎と単品部材の矯正

  • 歪みが発生する仕組みと変形の種類
  • 測定器具の使い方と基準面の設定
  • 単品部材の歪み測定
  • 単品部材の歪み抜き
  • 矯正前後の測定と記録

2日目 ― L字フレームの歪み抜き

  • L字フレームに生じる歪みの確認
  • 寸法、対角、直角度の測定
  • 矯正する箇所と順序の検討
  • 加熱・冷却による形状調整
  • 矯正後の精度確認

3日目 ― 角パイプフレームの歪み抜き

  • 角パイプの断面形状と歪みの特徴
  • フレーム全体の歪み測定
  • 構造を考慮した矯正箇所と順序の判断
  • 角パイプフレームの歪み抜き
  • 総合精度確認、品質記録、振り返り